48 「俺が正義だ」
この最終局面でキャッチフレーズ持ってくるのは上手いと思った。
48話で8割方解答が欲しかった謎関係にある程度の答えが見出せたので、その辺の要素を交えつつ書いていきます。
残り2割の内半分は最終回で期待できるだろうけど、残り半分は無理っぽいかな。
ネイティブとワーム
わかりやすくやってくれてるので、ことさら書く必要もないんだけど、一般人にとってはどちらも同じ異形の存在。 まあ見てるこっちも明確な違いが(角以外)わからないんだから劇中の一般人にはさもありなん。
石を投げられつつも、自分達は正しいと突き進んでいく姿は、石森ヒーロー像的ではあるんだけど、いかんせん裏で糸引いてるのが真の黒幕なのでなんとも。
しかしネイティブを見ていると、出てきて欲しかった「徒党を組んだワーム」が登場しなかった理由もわかる。 存在かぶるしな(笑 それでも手を変えて出てきて欲しかったけど。
真の平和へ
実の所、ネイティブとワームの目的は同じで、人類の乗っ取りに集約される。 ワームは人間に擬態しオリジナルを殺す事で、勢力を広げる事に対して、ネイティブは穏便に近づき、人間をネイティブへ作り変え、その勢力を広げていく。
根岸の言う平和というのは支配という言葉隠れた詭弁に過ぎない。
しかし、やり方が違うだけで駆逐する側される側に分かれるものなのかとは思うけど、戦闘能力がまるで違うので、同じ獲物を狙いつつ、常に駆逐される側だったのがネイティブなのかな。
その代わり彼らは知恵をつけた。それがライダーシステム。
ライダーシステムの真実
ちょっと話は前後するけど、こちらを先に。 三島がネイティブへ変化した時、眉間のシグナルと目が光る演出があった。 これはライダーと同じ演出。 って事は、三島ネイティブのテクノロジーはライダーと繋がっていると思われる。
元より成体へ変化できなかったネイティブが、強い戦闘力を得るためにワームを研究し、コピーしたのがライダーシステム(キャストオフやクロックアップなど) そのテクノロジーをネイティブの能力として還元した姿が三島ネイティブ(幼体=マスクドフォームは不要なので存在しない。) だと思われる。
研究室にワームの卵があったのも裏づけと言っていい。
設計図面は出来たが、ネイティブだけでは製造に至らなかったのであろう。
初めからネイティブがライダーシステム使えば話は早そうとは思うけど、そうなると怪しげな生き物がどんどん強くなっていって、人間がより早く警戒心を強めてしまい、協力してワームを駆逐できなくなる(バラバラになると各個撃破される)からだと思う。
同時に強い防衛力を与えてくれるネイティブへの信頼感を獲得できる、というわけ。(しかも同胞の犠牲は最小に留まる)
もっとも戦いを好まない、という性格も合ったのかもしれないけど(でも支配はしたい=本能)
結局ワーム(ネイティブ)って
星から星をまたいで寄生し支配していくだけの生き物なのかも。 トップをねらえ!の宇宙怪獣みたいなもんだと言ったら怒られますか?
三島謀反
ホントいうと三島さんには何処までも人間であって欲しかったのだけど、人間そのものには興味がないんだろうな。 彼が欲しかったのはあくまで力を権力だったのでしょう。
あっさりをその身をネイティブへ変貌させるのも「人間は機械だ」と割り切ってしまっていたからだと思う。
「ばれちゃってるんですよぉ」
素晴らしいくらいにいやらしい演技で悶えるわ根岸さん。
その後のパパのリアクションが笑ってるのか泣いてるのかいかんともしがたく、そのまま「暴走装置?」とか返して本人が暴走してその場をスプラッタにするかとかちょっと期待してみた。
しかしもう一枚くらい切り札を隠してると思ったんだけど、あの様子ではもう手が無さそうだなあ・・・
暴走スイッチ
予想通り「赤い靴」は対ワームのものではなく対ネイティブのものだった。 組み入れたのは日下部総一ではあるけど、機能の真相を知っていたのは陸だけだったと思う。
計画に不穏な動きアリ→総一に擬態→情報引出し→白→計画続行。 当て馬にしたとは言わんが、総一の犠牲の上に装置に隠蔽を継続した というところでしょうか。
装置については重要度がイマイチハッキリしなかったけど、パパ的には切り札だったらしい。 というところでホッパーズの立ち位置もある程度の予測がつく。
判断材料としては「パパが独自に開発していた(多分)」「暴走したカブトの前に現れた」 シンプルに時が来るまでに装置が発動した場合その存在をネイティブの目から隠すために抑制する存在なんだと思われ。 同時にカブトの保護(ウカ&ザビー戦のときはカブトが負けかけた) しかしあくまで目を紛らわすのが目的なので、やや敵対しているというスタンスで、自然と止めに入れるようになっていた・・・のかと。
矢車さんが事の真相を知っていたのは微妙なんだけど、天道に対して「いいよなあ」とか言ってたのは、知っててもおかしくは無いなというニュアンスも含まれてるけど、ただの逆恨みといわれればそこで終わってしまうのでなんとも。 影山は知らないだろう。
ホッパーズの役割はある程度は想像がつくんだけど、劇中の扱いは消化不良が過ぎるなあってのが素直な感想。
天オムライス
細かいネタの気配りにワロタ。 クロックアップして届けたんだろうか。
ヤハリソウイウコトカ
何度いっても橘さんの足元にも及ばないぜ天道。 ていうかほぼノーリアクションだったりするあたり、影山は本気でどうでも良いのか。
天道がどこまでネイティブの思惑に気がついてたか不明瞭だけど、ネイティブ化計画そのものには当たりをつけていたらしい。 ただネックレスには繋がってなかったってところかな。
人類総ネイティブ化計画
黒天道はその計画の実験体。 子供を拉致して人体実験するというZECTさんマジ外道な計画。 平成ライダーでは珍しい改造人間です(一応アギト、ギルス、カイザ(草加)デルタ(三原)は同カテゴリー)
黒天道はその第一号であるけど、三島以外人間からネイティブへ変化した数は不明。 根岸さんは口ぶりから生粋のネイティブだと思われます。 田所さんや立川もおそらく生(知ってたら伝えそうだし) 純粋なネイティブってのは数は多くないと思われます。
黒天道の実験経緯は
拉致→ネイティブ化→ライダーシステム実験(数年間)→天道に擬態(本編中) というプロセスでいいのかな。 人格のコピーが中途半端だったりするのは生粋の擬態能力ではないからとかそんな感じかと思われます。 まあダークカブトに対してはほとんど答えはでましたね。
カブトvsガタック
事の真相がハッキリしているだけに加賀美の勘違い騙されっぷりが泣ける。 人間的な成長が特徴だったのにここで後退するかー。 しかし田所=ネイティブのエピソードが痛いくらいに効いてるのがこのシーン。 あれが無ければここでぶつかる事も無かっただろう。 田所=ネイティブ=信頼できる仲間という図式が加賀美の頭の中で出来上がってしまってるので、それを殺してしまった天道への怒りは矛先が変わりようが無い。 普通にサックリ殺ったのは流石にまずかったと思うんよ天道。
ゼクトルーパーの援護射撃が超強力
まるでゲームを見てるようだった・・・ 最近幼体でもサクサク倒してるし、弾丸の威力が相当上がってるんだろうなあ。
連中を先に倒さなかったのはカブトのミスですな・・・(そのかわりガタックの怒り爆発)
しかし、天道はハイパーカブトにならずに勝負を優先したのに加賀美は援護射撃に対して意も介さないあたり、加賀美らしくない。 カブトは登場人物が「らしくない」行動してる時は明らかに間違った行動を取ってる傾向が強い。
ダークカブトvs三島ネイティブ
グリラスワームカッコいい! と思ったけど、カラーを見るとすんげー微妙だ。 銀色だと思ったんだけどなあ。
三島さんには是非「変身」と言って欲しかった。
同様に赤目暴走かと思ったダークカブトですが、赤いライトが映りこんでいただけという・・・
最強のネイティブというだけあって、その実力やハンパ無く、ダークカブト一蹴。 なんか握力も凄くてライダーのアーマーとか握りつぶせるらしい。 来週そういう演出あるのだろうか。
パパん救出
真相を知るには遅すぎた加賀美。 天道もわかりやすく説明してやれよと心底思うが。 「カブトは俺が倒した」と聞いたパパの顔は「なんばしよっとか、こんバカ息子がっ」といいたげな表情でした。 いや言いたかったんだろうな。
せめて、人間らしく
影山がホッパーに変身したのは、ネイティブの姿をとことん拒否したからだろう。 兄貴はこのまま戦線離脱されるとかなり消化不良なんだが、なんか終わってしまいそうな感じが・・・。
中盤あたりでライダー計画と神代ワームは繋がってるんだよ! な予想立てて外れたわけだけど
大きく迂回して半分当たりになってしまった(笑 神代がネイティブ計画の実験体だったら、ぼっちゃま死亡エンドも回避出来たのでは? と思ってしまいます。
ガレキに下で
伸ばした手が力尽きたけど、翌週には何事も無く復活するだろーとか思ってたら駄目押しのガレキが降って来て驚いた。 こ・・・これはもう禁断のハイパーガタックで巻き戻すしか方法は無いのではなかろうか・・・
次週いよいよ最終回。
しかしTV版は劇場版の後の話と思ってたけど、コレホントは一週目かもしれない。 ・・・バッドエンドじゃん・・・
言っておくが俺は最初からクライマックスだぜ!
ナレが関俊彦で吹いた。 なにしてんだ変態仮面。 モモタロスの声が関さんだったらいいなあ。 案外楽しみになってきた>電王。 あと、なんとなくだけどブランクフォームがありそうな気がする。 イマジンありきでしか変身できないんなら無いだろうけど。
暴走スイッチはバレていた、との事ですが
日下部総一が擬態された時点で、記憶もコピーされてるんだから
当然の事じゃないかなと
>黒天道
しかし、平成初の改造人間が出たと考えていいんでしょうね
暴走スイッチ>いや、逆に日下部総一は「知らなかった」んだと思います。
擬態→記憶コピー→疑いは白→スイッチの存在は隠蔽。
すべてを犠牲にしてスイッチの存在を隠そうとしていたパパなので、天道に話した内容が正しいとは思わないほうが良いでしょう。
最後に新番組の予告がやってましたが、公式HPの静止画とかイメージイラストと比べてやっぱり動いている分印象が違いましたね。
なんというかマシンマンっぽい感じが。透明マントが似合いそうな雰囲気で
今回観てみて、この最終章よりもぼっちゃま&カッシス編をラストエピソードに持ってきたほうがよかったんじゃ?って個人的に感じましたわ
最終回に向けて怒涛の展開ですね。
以前、加賀美パパと三島さんの会話で
『ガタックは(そして恐らくはカブトも)マスクドライダー計画の要』
というのがありました。
当時は意味が分からなかったのですが、パパにとってのマスクドライダー計画が、
暴走スイッチを備えるカブト&ガタックでネイティブに反旗を翻すことだったとすると、
まさに計画の要であったわけですね。
カガミンは相変わらず騙されてしまったわけですが・・・。
冒頭の田所さんをかばう場面や、ネイティブもためらいなく倒すカブトへの憤りがあるとはいえ、
もうちょっと天道のことを信じてやってもいいんじゃないかとも思ったり。
先週、あれだけ「天道には理由があるはず!」って言い切ってただけに。。
ただ、自分の信じた道に突き進んでいく姿は加賀美らしくもありました。
地獄兄弟のフィナーレは余韻があって良かったです;;
坊ちゃま同様、もう少し時間をかけて掘り下げて欲しかった気もしますけど。
あーー・・・次回最終回なんですね。寂しいなぁ。。
追記・・・あれ?もしかしてと思ったんですが。
根岸たちネイティブが、人間ネイティブ化実験にシブヤ隕石の石を使ってましたよね?
そもそも全てのワームとネイティブは、隕石の影響で普通の人間が変化して生まれたんではないかと。
隕石にワームの本体(微生物的な存在)が付着して、人間を宿主にしている・・・とか。そんな妄想。
このままの流れで行くと、最終回は劇場版の布石に見えてくる気がします。
聞きかじっただけですが、劇場版での矢車ザビーのテンションが本遍との若干の違いや(影山の死が関係?)、声だけしか登場しなかった剣(爆散はしてないし怒涛の復活?)、これで劇場版に三島や根岸が出ていなければ、かなり信憑性が高いが。
劇場版は来るべきハイパーゼクター(2代目)入手とネイティブとはっきりした関係の位置付けとなるのかな?とちらにしてもきちんと劇場版を見てない自分には分かりかねるが・・。
そうだとすれば、最終回を見たあとに本遍を理解した上で劇場版を見るとかなり燃えるものがあるかも。
自分もあと一話で決着がつくのかな?と思うんですが終わらないんでしょうね。
それを見越しての劇場版なら、かなりの期待感がありますが、過剰評価しすぎですかね?(笑)
今週の加賀美君がかつての橘さんに見えました。
もしかしたら田所さんも影山さんみたいに石のせいでネイティブになったのではと思いました。たぶん違うでしょうけど。
ところで地獄兄弟の出番はこれでおしまいですか?せめてホッパーゼクターの出所くらいはっきりして欲しかったんですけど…。
今週の加賀美の行動がア○ランにしか見えませんでした…
このまま天道殺しちゃって
来週は黒ハイパーカブト大活躍&黒天「俺がお前に代わって生きてやる!」
エンドとか駄目カナ?(ダメダヨ♪)
「行こうぜ、俺達だけの光を探しに…」
さらば地獄兄弟スーパーホッパーブラザーズ。
…なんですけど、加賀美パパ同様在庫処分でしかないですね。
影山のワーム化(擬態してすり替わったのではなく、変化してしまった)は
冒頭で田所さんと加賀美くんのコンビで倒したワームが布石だったのでしょうか。
あの人も自分がワーム化しているのに気が付いていなかったみたいだし。
本当に「タダより高いものはない」わけです。
あと、あのシーンで根岸さんが「かわいそうにねぇ」とか言った直後に
ワームの残滓を踏みにじっているのがミソですな。
ラスボス登場?
黒天道で得たデータでワームの力を得た三島さんですが、根岸さんもまだワーム形態を
見せていないので、彼の戦闘力も気になるところです。
本当に次でちゃんと終われるのかな…