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カミュ アーカイブ

2006年10月15日

カミュ製作日記

10/7



できあがり


10/1



日曜で完成の予定だったのですが、てこずってます。 うぐぐ。 羽根が~~



ちなみに原型の羽根は重くて脆いので。完全に組んだ状態で確認した事無かったりする。


9/16



一ヶ月前の申請時から7割くらい作り直してます。 なんとかこの三連休中に羽とスカートの大まかの形を作って来週の土日にディテールつめて、その次の週で表面処理でなんとか間に合うはず。

休みの日はまとめて作業に時間を当てられるので、こっちはどうしてもおろそかになりがち。


8/6



元絵は今刊行中のゲーマガの表紙を見よ。 ひとまず、これで申請。 ちなみに一週間前は



こんな状態でした。 顔と胴体部分以外は新規で直し。 大変だったけど直してよかったかな。

微妙に色が違うのはポーズ変更後は、グレイスカ+プリモ(白)を混ぜて使ってるから。

しかし、甘露さん、イラストごとに髪の表現がコロコロ変わるから、どれが正解なんだかさっぱりだ。

2006年10月16日

カミュ仮組



パーツ確認。 プレート含めて20個あります。



仮組。 アホ毛と腰帯は未装着。 羽根ついてる完全な状態は俺も初めて見ました(笑





軸打ちは超適当なので隙間出てます。 でも今回はかなりタイトな作りになってるので(特に右腕周辺) いろいろ微調整する必要あり。 こういう構図で写真とると羽根が小さく見えちゃうなあ。

上のパーツ写真を見てもらえればわかるけど、そこそこ大きいです。


今回は原型制作の写真をほとんどアップしなかったので、組み立ての方はちょくちょくやっていこうかと。

完成予定は木曜日!(ギリギリだ!)

カミュ制作その2

一回仮組して悦に入った後は、制作作業に入ります。 まあここからは普通のガレキ制作と同じですけど。



まずはキットの離型剤を落とす。 世の中色々方法がありますが、俺的にはクレンザー+食器洗剤を1:1で混ぜたものを歯ブラシでゴシゴシ。 電動だと力いれずにブラッシングできるので、細かいデリケートなパーツでも比較的安心。



洗剤を落としてぬめりを感じなくなったらOK. メーカーやキットによっては簡単に落ちないものもあるので、その辺は注意。 マスキングテープがしっかり張り付くくらいなら大丈夫。 ここから一皮剥きますしね。

2006年10月17日

カミュ制作その3

パーツを一通り拭いた後は細かい湯口やパーティングラインを整形していきます

大概は一目見てどれが湯口なのかはわかりますけど



この部分だけわかりにくいです。 赤い部分の真ん中のくぼみは丸ごと削ってOK

腰帯はスカートに直接取り付けます。



400番使って一皮剥いた感じ。 ガタついてる部分とかなるべく平坦にします。

もう何回目の表面処理なんだ・・・

スカートのクリアランスが怪しかったので、裏側をリューターなどで削り調整。 レジン収縮とかあるので、なかなかスマートには組めません。 プロの人の作品とかサックリ組めるのは地味にすげえと思うわけですよ。
表面がキレイになったらもう一度ブラッシング。 手の脂とか取るのも目的なのでゴシゴシと。

カミュ制作その4

本来ならこの辺はグレサフ吹いて気泡などをチェックするのですが
今回はパス。 業者抜きなので細かい気泡はありませんし、目に付いたのはアルテコで穴埋め済み。
白サフ吹いてなんか出たらやり直します(笑
ちなみに、手流しだと、サフ吹いた瞬間悲鳴でます。


サフを吹く前にメタルプライマーを一吹き。
たぶんレジンプライマーでもいいんだろうけど、昔サフレス塗装したときに下地にコレ吹いておくようにと薦められて購入したもの残り。 吹いておくと食いつきが良くなるので、そのままサフ吹くよりいいんじゃないかなーとかそのスタンス。
薄める必要は無く、そのままエアブラシで吹いちゃいます。


プライマー吹いて、ホワイトサフ吹いたところ。 とりあえず見てみて気泡は無かった(事にしよう)のでこのまま塗装を開始します。

カミュはそれほど色数多くないし、色分けもシンプルなので楽な部類かな。
髪(銀)

羽根(黒)
服(白、黒、赤ライン)
基本はコレだけ。 まあそれぞれに暗色も作りますけど。 後は羽根にパールとか。
次は塗装編。

2006年10月18日

カミュ制作 塗装編その1

ってことで、今日からは塗装編
塗料もラッカー、アクリル、コピックなど色々あり、一般的にはクレオスのラッカーが一番良く使われてますが、俺は水性アクリル使ってます。
メリットは臭いがきつくないと言う事。
デメリットは塗膜が弱いという事。
発色が弱いとも言われてますが、蛍光色を少量混ぜると(一滴以下)かなり見栄えは良くなります。
WAVEのパールパウダーも問題なく使えます。 金銀がしょぼいので、その辺は田宮アクリルつかってます。
※田宮アクリルは水性じゃないので、水性シンナーで薄めると泣きを見るので注意。




日頃の塗料チェックを怠るとこういうことになってるわけだが・・・
水性アクリルでつや消しにしたい場合、仕上げにはもちろん水性用トップコートを吹くのですが、アクリルのスーパークリアーみたいなに隠ぺい力が強くなく、精々半ツヤぐらいにしかなりません。
と言う事で、水性派は塗装の段階からフラットベース(つや消し剤)を入れていくわけですが。
ストックがこんな事に・・・orz
仕方ないので出来る所からやっていきます。 まずは白部分の塗装をして次に肌。


白塗った後はマスキング。
マスキング用のピンセットはダイソーの医療品(多分トゲ抜き)のピンセットを愛用。 先が平べったくなってて、保持力抜群。 ガンダムデカールとかでも非常に使えるのでオススメ。 100円だし。


マスキング完了。 首と服の白いラインをマスク。 服自体は濃い色なので肌色が乗っても問題なし。



くぼみ等陰になってる所に暗色を落とします。 グラデーションは明るい色先に置く場合と暗い色を置く場合の2パターンがあるわけですがどちらが正解と言うわけでもなく、乗せる色の濃さ、塗料の相性などで代わっていきます。 この辺は経験ですね。
水性アクリルは重ね塗りをすると、下の塗面が溶けて、微妙に混ざり合う特性があります(濃さにもよる)上手く使えれば綺麗なグラデーションが出来ますが、色によっては上手く混ざらなくて発色不良のマーブル状のものが出来上がります。
個人的な経験から、青、赤、緑、紫は上手くいかないケースが多い。 乗せる色の濃度をなるべく上げる必要があります。 というか黄色とオレンジ以外は明るい色から乗せるほうが無難。(※白が混ざるとにごるケースが多い)
ってことで、肌色はオレンジ系なので、濃い色から乗せるのです。


暗色乗せた後に、普通の肌色全面に塗装。 ちなみに肌色は調色が難しい上に失敗が許されない色なので、上手く作れた色を大量にストックしておき、キャラに合わせて濃度調整して使うといいでしょう。
カラーレシピは残してないのですが、感覚的には
白5: クリアオレンジ0.5: 朱色0.5 蛍光オレンジ一滴
くらい。 水性にはキャラフレとかないので自分の感覚が全てです。 肌色と言うのはあるけど正直使えない。

肌の暗色はストックしてるものにクリアオレンジをちょっとだけ入れたものを使用。

2006年10月21日

カミュ完成。



カミュち出来た~ マテリアルからポーズやら服の構造、翼の造詣などかなり試行錯誤しまくった作品でしたが、わりと満足な仕上がりに。



ポーズのモトネタはゲーマガの表紙を飾ったやつです。 見た瞬間作りかけの原型がバラバラになってました。 何気にゲーマガ表紙シリーズ第二弾。



翼の向きは悩みましたが、奥行きも欲しかったのでこんな感じにしました。



後ろから。 うたわれはあまりCGも多くなくて、見れる面が限られてたので、アニメはありがたかった



ぱんつ。 ホントはスカートの着脱は可能にしたかったけど、腰のクリアランスがしんどくて接着しないとバラけるので、チラカットのみです。



後ろ髪は立体的にどうなってるのか皆目不明(CGによって表現が変わる)ので正解のラインの模索に相当苦労しました。 ワンコインのものとは違う感じになったはず。



5~6回は作り直した乳。 元絵のぱつんぱつんなラインの再現がんばってみました、



羽、 もう二度と翼は作らない・・・・



上から。 袖のしわは何気にいい感じに出来たと思う。



てことで会場でお会いしましょう。

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