#0プロローグ
そんなわけで
プロローグが面白かったので、久しぶりに感想ガリガリ書いていこうとブログを再起動してみたわけですが、世はまさに動画で感想を述べる時代だけど、それはそれでめんどくさいので適当にスタイル適用してかんたんなのを作ろうかと思ってたら、なんか気にいるのがなくて1からビルドするという・・・
ツイッター実況で割と満足してたんですが、水星の魔女はどうも構図がややこしいので、一度整理したほうが良いよな、という自分用のブログでもあります。
期間限定の再起動ですが、お付き合いいただければ。
それじゃプロローグを解説していくぜ。
アド・ステラ
水星の魔女における年号、水星の魔女本編はAS122、本編のスレッタは高専2年となっており、高校2年生生相当と仮定するなら13年前、AS99ないしは100の出来事となる。
スペーシアンとアーシアン
ASにおけるスペースノイドなどに該当する言葉だと思われる。 ASの世界では経済圏が強いようで、その主経済圏が宇宙へ移り、先駆者として移入していたスペーシアンがイニシアチブを握ってるのかと思われる。
自治区でのガンダム購入承認のニュースで地球側の軍拡が懸念されていたので、割とバチバチしてるっぽい。
ヴァナディース機関
オックス・アース・コーポレーションの研究機関。 名前から察するにアーシアン側の企業かと思われる。 元々はGUNDフォーマットの開発していたところ、オックス社に買収され、モビルスーツに転用、GUNDアーム=ガンダムの開発に携わることになる。
モビルスーツ開発評議会
民間企業体が集まった寄り合い所。 権力機構として最高組織ではないと思うけど、一方的に思想を掲げて虐殺したりかなり尖った組織カテドラルを有する。
どの企業もMS開発にはこの評議会の承認を得る必要があり、ルブリスの開発もこの評議会の課題に挑戦しているところから物語が始まる。
起動テスト
ルブリスはオックス社の開発したモビルスーツ。 すでに量産タイプが存在してることから、テストしてる機体がオリジナルというわけではなく、エルノラが乗っているのは新技術テスト試験機的な位置づけかと思う。 陸戦ジムとブルーディスティニーみたいな関係。
起動テストはレイヤー33で止まってる。仕組みはよくわからないけどパイロットのバイタルデータを学習することで起動に近づく感じか。
スコアを上げれば~と言ってる点から、システムと深くつながるほど深層までバイタルを読み込ませられるのかもしれない。
素でレイヤー33を突破したスレッタの潜在能力の高さが伺える。
GUND フォーマット
本来は宇宙環境で生きるための身体増強のサイバネ。 身体機能を脳波コントロールできるようななった延長で重機やモビルスーツを動かせるまでになったが、その反動でパイロットに深刻なダメージを与える結果にもなっている。
ニュース内で子どもを亡くした人も出ており、社会問題としてかなり大きな事になっている。
その健全性を証明するためにおこなっているのがルブリスの起動テストであり、逆にそのシステム自体を呪いとして断罪したのが評議会とカテドラルという構図。
魔女への鉄槌
思惑はどうあれ、本音は評議会からオックス社ひいてはアーシアン追放が目的だと伺える。
会話から見てもオックス社以外はスペーシアン企業で、アーシアン側の自治区などでMSが売れ始めてるオックス社がかなり目障りだったのであろう。
気になるのはデリングが「魔女」という言葉を使っている点。 カルド博士の事か、ガンダムの事か、はたまたこれが「魔女狩り」であることを自認しているのか。
エルノラ・サマヤ
エリィ=スレッタの母親にしてルブリスのテストパイロット。 GUNDがなければ生きならなかったらしく、その右腕は義手。 よく止まるのは機能的な不全かヴァナディース機関が困窮してるからか?
肌の色など思ったよりスレッタに似てない気がしたけど、写真に映る若い頃がそっくりだったw
カルド博士亡き後、彼女が研究を引き継いでエアリアルを完成させるのだろうか... うーんでもその場合めっちゃ復讐のマシンになってないエアリアル。
襲撃
デリングが「本社共々仕掛けろ」と言ってるあたり、オックス社自体も襲撃されてると思われ。 一方的なだまし討だなあ。
スペーシアンの狭量がと怒るのも最もだ。
監査組織カテドラル
ガンダムはNG→作ったオックス社もNG。 今後こういう企業が現れないようにするために監査組織作りますね、という流れ。
軍人上がりであるデリングを起用してるあたり監査というよりは粛清組織だろう。
オックス社の人が際で言ってた「連中は経済ではなく軍事で~」というのもモビルスーツ開発をスペーシアン企業で独占することで、武力の供給量を一方的にして地球側を制圧する意図が読み取れる。
ガンダムルブリス量産型
広くガンダムとして認知されてるのがこのタイプ。 スコアの数値を上げることでできることが増える。
1で起動、2で高機動、3で遠隔武器の使用、4でオーバーロード。
遠隔武器は吸着して爆発するビット。 スコア3を使うと心拍数が激上がりするようですごい息が短くなる。「久しぶりだな」と言ってるところからもナディムはこの過去ガンダムで戦っていた。 それがドローン戦争のことだろうか。
ドミノコス隊
ヴァナディース機関を襲撃した部隊。 構成はグラスレー社のハイングラと、ベギルベウ。
このチームがグラスレーのMSを使ってることと、カテドラルの支援組織と同義にはならないように思う。(各社から提供を受けてるだろう) なお本編に登場するミカリエルも同じグラスレー社。
ベギルベウ
ルブリスが量産機なのにビット使ってきてやべーと思ったら早速対ガンダムMSが登場した。展開が早い。
「特化型」と言われたのは「アンチガンダム」ではなく、汎用型だったハイングラに対し、明らかに近接強襲型だったことを指してるのだと思う。
GUNDフォーマットを無効化した背中のポッドは、ドローン戦争をも終わらせたものらしく、とにかく遠隔系の武器を無効化することに長けている。
新しいステージに進んだルブリスのGUNDも無効化するので「所詮はガンダム」というのも納得である。
無効化するときのリアクションは「アンチドート(解毒)」と呼ばれており、開発側のGUNDフォーマットへの思想が透けて見える。
スレッタにとっては父親の直接の仇とも言えるこの機体、果たして本編には登場するのであろうか。
戦争とは
エレガントな自説を語るデリングさん。 ただ彼の場合は思想というよりは実体験に基づく贖罪の意識だと思う。
ルブリスもエアリアルも遠隔系の武器が標準装備なだけに、対決軸にある彼がアンチファンネル思想なのも分かる話。
本編で戦うことがあればクソデカイ格闘武器を引っさげたMSに登場してほしい。
魔女の覚醒
無害たぬきにしかみえないスレッタが魔女と呼ばれることになるのだろうかと思ってたら、四歳で初戦で遠隔武器を操り3機瞬殺とかあまりに魔女なロケットスタートであった。
「ろうそくみたいできれいだね」
今後スレッタをキレさせると最悪こうなるという暗示でもある。
ガンダムルブリス
GUNDフォーマットの健全性証明する機体。 ビットステイヴと呼ばれるビット兵器で様々な運用を行うことができる。
プロローグだけでもオールレンジ攻撃、Iフィールド、推進力増強、貫通力増強など多芸。
遠隔武器を使ってもエリィにはフィードバックがないあたりデータストリームが抑制されている次世代のGUNDフォーマットであり、同時デリングが危惧していたガンダムの完成でもある。
とりわけエゲツないのはビットのビーム出力の強さだろうか。照射時間が長くビーム圧も高いためか、防御しても足止めされ、他のビットに切り裂かれる。 また二発分の熱量でシールドを溶断するほどの貫通力がある。
水星の魔女のビット兵器はブラストエフェクトが特殊で、幾何学模様のラインが走っている。どういう仕組なんでしょうね。
しかしこれほどの性能を誇っても、アンチドートの前には無力なのである。
目いっぱいの祝福を君に
エリィの誕生日と同時にルブリスが生まれた日でもある。 最後エリィが自分への誕生日ソングなのに「トゥユー」で締めたのは姉から妹への祝福も込めているのであろう。
例えの呪われた魔女として疎まれようが、その誕生には祝福されて然るべきなのだ。
すべてのガンダムを否定
これまでのガンダムの負の部分(サイコマシーン)をフィーチャーした水星の魔女。
初っ端から歴代最強装備てんこもりでスタートするのは、テーマがアンチガンダムだからか。
本編が楽しみですね。
- スペーシアン、宇宙における経済圏のイニシアチブを握る
- ヴァナディース機関、GUNDフォーマットを開発
- オックス社、ヴァナディース機関を買収しガンダムを開発
- ドローン戦争勃発(この辺は前後しそう)
- 戦後、MS開発評議会がオックス社を迎える
- GUNDアームに対する社会問題が提起される
- スペーシアンvsアーシアンがきな臭くなる
- アーシアン側の自治区でオックス社のMSが売れ始める
- ヴァナディース機関、GUNDフォーマットの健全性の証明を要求される
- 評議会、↑を口実にオックス社及びヴァナディース機関の排除に動く
- 監査機関としてカテドラルが設立
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