ココからはオリジナル展開。
上巻がドラマCDベースの話で、最後だけパラレルというか、ほむらの周回していたどれかの世界につながっていったわけですが、中巻ではTVシリーズの出来事を下敷きにしたオリジナル展開となっています。
大体の事象はTVシリーズに準拠していくわけですが、このシリーズはTV以上に杏子とマミに重きが置かれていて、TVではすでに退場していたマミはともかく、TVでの杏子の裏側もチクチク良い感じに補完してるんじゃないかと思われます。
今回のスピンオフでは、まあまず生存が確定してるほむら、メイン故にすぐには死なないであろうマミ&杏子、守られてるまどかと違い、いつ死んでもおかしくないのがさやかだけという、実に今回もさやかちゃん強いられてます。
TVシリーズに比べて、マミさん死なせてしまった責任感は無くなったものの、その分自分の行動の後ろめたさにマミさんの存在がかえってプレッシャーになってしまうという、なんてめんどくさい子なんだこの子は...
TVシリーズで杏子の担う役割を、マミがいくつか担う形になってさやかを救う展開になるのかとおもいきや、そこはそれ残念ながらさやか魔女化。
あれだな、さやかは緑がいる限りはどうやっても詰むんだな...。
マミさんのストーリーは、完全にオリジナルで後輩に接するいろんな顔が面白い。
なんか新技増えてるしw
特に杏子におやつのことでキレてたのがわろたw
上・中は一週間スパンの発売だったけど、下巻は少し開いて11/12発売。
どういう道筋を辿るにせよ、この世界も最終的にはほむら以外全員死亡で、巻き戻されることが確定してるわけですが、やはりそこはそれFate/zeroみたいな救いのない話になってしまうんでしょうかねえ...
中巻読んでいて気になったんですが。
中巻中盤の魔女二体、上巻の…ですよね?一部意匠が…
誰かさやかに救いの手を・・・
ある意味魔法少女マミ☆マギカだよね。