「僕たちはただ、負けないように抗い続けるしかないんだ」
バルバトス起動
第一話ではカットされたバルバトス起動シーケンス。 CGSレポートのページではコクピットが外された状態とのことでしたが、ブロックまるごとではなくシートのインターフェイス部分を指していたらしい。 幸いなのかモビルワーカーの阿頼耶識システムと互換性があったので起動に成功したけど、本来のバルバトスのコクピットはどういうものだったのか気になりますね。
この後に登場するガンダムタイプも阿頼耶識システムなのか、それとも別のものに置き換わってるのか...
インストール
マニュアルに目を通すのを拒否し、モニターに写った文字もおやっさんに聞くくらいに三日月は文字が読むことが出来ない（設定上はビスケットだけ読み書きできるとのこと） 3話を見る限り読むだけならオルガたちもいく分かできるようですが
続阿頼耶識システム
概ねは1話の時に触れたとおり空間認識能力の擬似的な拡張、それとMSからのフィードバックを脳で直接受けることによる直感的なコントロール。
バルバトス起動時に使っていた「網膜投影システム」はガンダム特有のものなのかはわかりませんが、視界が直接リンクしてるのかバルバトスのカメラが捉えたものがそのまま三日月の目に見えてるようですね。（モニターグラフィックの若干が解像度が荒くなってるのが細かいｗ）
そしてこのシステム、後世では「非人道的なシステム」と呼ばれてる模様。 そりゃまあろくな手術ではないしなあ... 三日月たちにとってはこれも「生き残る術」の一つなのだ。
立場による価値観の相違というのは1～3話ではかなり意識的に盛り込んでますね。
バルバトスのロゴ
起動時のモニターに表示された紋章、どうもこれソロモン72柱の各悪魔紋章のアレンジ版のようですね（中央の十字や、円周に配置されたBARBATOSの文字など）
他のガンダムもこういう紋章は設定されてそうです。
大切な命
三日月は自分の命を安いものだとは思っていない、ただ自分の命も仲間の命も等価値だと思ってるからこそ、仲間を守るために自分の命を持ち出すことが出来る。
この信念は敵に対してでも同じでしょうね、例え女子供が相手でも等しく殺せるのが三日月なんだと思う。
これに対するクーデリアの叱責は三日月にとっては「自分のために仲間を見捨てろ」と言われてるようなもので、そりゃイラッと来るわな。
この起動シーンの「行くぞバルバトス」で一話ラストと同じようにOPに入るので、これが三日月サイドの1話ラストシーンという風にも見えるのが面白い。
戦闘開始
グレイズ2機相手に無闇に向かうのではなく、敵のモビルワーカー隊を盾に相手の射撃を封じ、格闘武器しか持たないバルバトスに優位な状況を作っていく。
元々三日月は戦闘能力が高いとは思うものの、操縦技術はまだしも戦術まで3次元的な発想で組み立てられるものなのかというのが不思議なところです。
バルバトスの阿頼耶識システム的に即席でも戦えるパイロットを仕立てあげてるようにも思えるんだけど...
旧大戦のMS
クランクたちがガンダムフレームに対してどこまで知識があるのかと思ったけど、案外ちゃんと知ってるらしい。
三日月の言うように一機叩き潰されてから「最新のグレイズに敵うものか～」ってのは確かにズレた発言よね。
相手は子供
クランクさんビックリだったけど、戦術目標は16歳の少女だし、最初のスナイピングも少年兵にヘッドショットしまくりだったことを考えると、今更な発言に感じる。
作戦そのものが隊長主導過ぎたとはいえ... クランクおじさん悪い人ではないんだなあというシーンではある。
そういう手筈
ここ妙なのは平和維持組織であるギャラルホルンとしては、火星の独立運動の沈静化が大目的であるはずだ。
でもこのコーラル本部長の独白では逆に火星住民が地球への憎しみを募らすのを目的としているのがわかる。 これは明らかに逆だよなあ。
コーラルもマクギリスに対して隠し事として行動してるようだし、この一件事態黒幕が他にいる
と思うべきか。 そしてこの時に出てくるのが「ノブリスの資金援助」
3話でクーデリアがクライアントの宛として出した名前もノブリス。 うーん、この。
子どもとは戦えません
良識の人クランク・ゼント。 クーデリアもそうなんだけど善意も良識も無価値にされるのが火星という現状である。
彼らの想像する火星の子供は施しを待つだけではない、待っていると死んでしまう。
事の深刻さは想像を絶していたということか。
死ぬ時はでっけえおっぱいに包まれて死にたい
わかる
バルバトスとのリンク
三日月が意識を失った瞬間、バルバトスも動きを止めた。 三日月が意識を戻さないとリンクを切断することも出来ない。 人機一体になってるが故のデメリットでしょうか、無理くり引っこ抜いたらどうなってしまうのだろう...
平気じゃないのわかってたのに
見た目からして鼻血の跡が凄いわけだけど、アトラの言うのは心のほうでしょうね。
1軍60人はともかく3番組40人超は三日月にとっては「失われた大切な仲間」なわけで平気なはずはない。
怪しいフミタン
前回襲撃と同時に消えたフミタン、何故か負傷して再登場。 どこ行ってたんでしょうかね？
親の元に戻ろうと進言するのは侍女としては極々自然ですが、クーデリアもその辺の嗅覚は鋭いようでそれを拒否。
ここで無理に戻そうとしないあたりフミタンの駆け引きの上手さが光ります（かえって怪しまれる）
クーデリア嬢天然気質ではあるけど、政治的な嗅覚には優れてるようで意外とこういうのは感づくタイプなのね。
誰がため
クーデリアがこの戦闘で失った命を「自分のせい」と悲観するほどに彼らの命はクーデリアのために失ったという格好になってしまう。 それが三日月には許せない。
状況としてはクーデリアの思うとおりなのだが、そう思うのはクーデリアの都合という事か...
一軍の粛清
作品が作品ならウホい展開があったのではと思うところだが。
他のメンバーを守るために身を挺すオルガのリーダー気質が光るところ。 歯ぎしりするビスケットたちと対象的に目を瞑る昭弘は何を思うのだろうか。
入ってきた経緯が違うからオルガをリーダーと認めつつも信望してるわけではないという距離感かなあ。
三番組クーデター
オルガの言うとおり、これはもう命の危機に直面してる状況なわけで、それを座して待つほど大人しくはない。
俺が本気ならミカは必ず応える、というのは信頼故か...
お互いがお互いの足りないものを寄り合ってる関係なのかな。
ED
長井監督ならEDに星か花は欠かせないだろうけど世界観的にそうファンシーなのは入るのかな―と思ったら、バルバトスが爆炎の花を描いてその光が星に変化するという凄いことしてて吹く。
そしてこの花、美女撫子（バルバトス）って花の模様だそうで...ｗ
次回「散華」
EDはやはり軽いけど、もうすでに残念扱いされてるクーデリアさんワロスｗ
ギャラルホルンの管理職が見てたお嬢様の身上書(?) に「Her mother is Norman's second wife」とあって。
２番目の妻? 第二婦人? 腹違いの兄か姉が出る伏線? 最初の妻とは死別か離婚か? 三日月たちの誰かか、ギャラルホルンの誰かと、お嬢様が血縁だったり? などという想像が(^^;
「こ、こんな現実が…。こんな現実があるというのかぁ…。まだ遊びたい盛りの子供が、こ、こんなとこで、こんな事をしちゃぁ、いかん。
こ、子供が戦争をするもんじゃない。こんな事をしていると皆おかしくなってしまう。」
「くっそぉ！お前言ってたじゃねぇか！？死ぬ時ゃでっけぇおっぱいに抱かれて死にてぇって！！！」
この台詞に全て持っていかれてしまいました。
お母さんやお姉さんと一緒に見てる子もいるんだぞ！とか思っていたらクーデリアの胸元に目が行き、
「お嬢様はダテじゃねぇな…」とかしみじみ思いました。
本人達がどれだけ心配してようが
何処の誰がどれだけ擁護しようが
ビスケットお兄ちゃんは妹達叱ってでも即帰らせるべきだと思うの
奇策で即再襲撃でも受けたら死ぬだけだぞあれ
マニュアル見なかったのはつながると頭に
自動的にインスコされたりして不要なのかと思ってた
敵のワーカーを背にして射撃防いだり
メイス振った土煙で視界ごまかしたり
色々工夫のあるＭＳ戦で見てて面白いですね
1話ではミカがオルガに精神的に依存している？と思えるような所がありましたが、
オルガの方もミカをずいぶんアテにしている所があるようで…
CGSの汚い大人達の中で、おやっさんこと雪之丞だけは例外のようですね。少々うっかり屋さんだったりもするようですがw
推進剤の件は普段扱ってるＭＷが陸上走行型だし
推進剤使う機体の扱いに馴れてないのもあったのかも
そう言われると、推進剤に使える燃料自体があるのか疑問ですね。
普段はＭＷっということは推進剤を備蓄していない可能性があるわけで、雪之丞のおやっさんが覚えていても出来ない可能性がありそうですね。（まぁうっかりって言ってたから出来るでしょうが。
なんだろう…上の人達のコメ読んで”うっかり雪之丞”と呼びたくなった。
妹ズの無邪気さが対照的に怖い…
予告の「散華♪」にすべて持っていかれた
1話で見た三日月の出血、原因はこれか。
でも、「火星のクリュセでおっぱいと叫ぶ」と「おやっさんの本名が雪之丞」に持ってかれた気がする。
クランク二尉はVガンの二の舞になるか、ラル大尉になるか？