e-flick.net 機動戦士ガンダム水星の魔女

e-flick.net Mobile Suit GUNDAM Witch from MERCURY Realtime Review

第5話

「氷の瞳に映るのは」

「呪いをクリアしているのは…!」

「氷の瞳に映るのは」

まさかのノーマルディランザでグエルパイセン出撃! そしてまた発売前に輪切りにされるディランザ!

vsダイゴウ寮

ダイゴウもメーカーの名前だろうか。 和名っぽいがさて。

珍しく決闘を受けているというエランが乗っているのはザウォート。 ペイル社の量産型MS。 特別カスタムはされていないけど、その後の検証を見るにわからないようGUNDフォーマットを運用していたっぽい。

プラモや前回の鎮圧シーンではSFSに乗っていたけど、フライトシステム搭載機らしい。 フロント内の実験区画は低重力とはいえ重力はある以上飛べるのはアドバンテージがあるっぽい。

エランが決闘を受けた流れは不明だが、目的としてはファラクトに向けたデータ収集らしい。 ブースターを反転させて突入するのはファラクトに合わせた動きだろうか...

2機瞬殺後、残り1機を近接で力押しの横綱相撲。 勝利数は7。 案外と決闘の数自体が少ない。

なお、この決闘を眺めながらゆで卵で餌付けされてるたぬき。

強化人士4号

いきなり不穏なワードが出てくる。 強化人間、4号、黒いガンダム。 なるほどそういうことね。

強化人士、コンセプトはおそらく「データストームに耐えられる強化」を施された人間であろう。 ヴァナディース機関が進めていたデータストームが発生しないGUNDフォーマットとは真逆のコンセプト。

ペイルの魔女

先に書いとこう。 強化人士を手掛けているのがベルメリア、プロスペラ女史を「先輩」と呼ぶ魔女。

プロローグではカルド博士が恭順してくれることを期待していた向きがあったが、ペイル社はその一端を掴んでいた。

ベルメリアが把握していたGUND技術は、従来レベル止まりだったため、技術を進めるより、適正を持った人間を生み出す方が合理的だと判断したのでしょう。

しかし意外に早くプロスペラの正体を看破するキャラが出てきたが...あまりに都合が悪いのですぐ始末しそうだなー

最高にミステリアス

ようやく腕直してもらった。

古い機体呼ばわりだったエアリアル、蓋を開ければハードのソフトも従来のレベルを上回るものだった。 なおのことシャディクの言っていた「水星にそんな開発インフラはない」と矛盾する。

かなり秘密の多い機体なわりには、思いっきり自由にいじらせてもらってるのが面白いところ。 やはり、エアリアルに使われてる技術は最初から公開する腹積もりか。

仕組みはさっぱりだが、部品と設計があれば直せちゃう地球寮の面々それなりに優秀。

占い

OPで地球寮のメンツと将棋でもやってんのかと思ったら、占いだったらしい。

なんか元ネタありそうな占いだけど、占いは全くわからんw マットの周囲の文字が1~12なので十二星座の占いが元ネタなのだろうか...

※リソマンシー占いが近いらしい。 13の方角と書いたマットの上に石を投げて占う。 でもアリアの占いは更に棒と内側にもエリアがあった。 なぞい。

アリアちゃんの占いの精度、とりあえず父親不在は当ててるので、その上で心当たりのない兄妹(?)の存在は留め置く必要はあるだろう。 ひょっとして隠し子ですかー!? 

あの人の誕生日

何を知りたいわけでもなかっただろうが、エランくんを占って欲しいと思うスレッタちゃん。 もうだいぶ惹かれてる証拠だろう。 うん、まあそれだけに、今回のは、ね。

恋バナパジャマパーティー

リリッケちゃんのルームウェアがフリフリでかわいい。 この学校割と女子の我が強いので、ぽっちゃり系女の子してるリリッケが人気あるというのもわかる。(そして男子が割と大人しい)

パジャマパーティーはやりたいことリストの何番目なのだろう。

フロントからプロスペラのいる場所までどのくらいの距離感かよくわからないが、スマホサイズのガジェットでリアルタイム通話が出来てるのは結構すごいと思う。 これもパーメットリンク技術の賜物なのだろう。

そしてこの会話中、プロスペラの部屋に部下が入ってきても、ヘッドギアはかぶらない。 自社HPに載せている頭の怪我がブラフであることは社内では隠す必要がない、という現れ。

つまり、プロスペラの復讐計画は彼女単独のものではなく、かなり大掛かりな人数と組織が関わっている。

GUNDフォーマットの理想形

特徴だけを見ていくとやはり「新型のドローン技術」というのが無理になっていく。

ガンビットの動きだけを見ると常人なら即死レベル... だからこそエランはスレッタを自分と同じ「即死レベルのパーメットを耐えられる強化人士」だと思ったのでしょう。

別人の顔

これはこの場ではただの冗談に過ぎないのだろうが... GUND技術は顔も移植できる、のかな、やはり。

うれしいの?

と聞かれ、はぐらかしたエランくん、嬉しいか嬉しくないかと言われれば「自分と同じ大人の勝手な考えで呪いを押し付けられた境遇」を共有できる相手が現れて嬉しくないはずがない。

だがそれは裏切られた。

その事に失望してる時点で、彼にはスレッタに対する感情は芽生えているんだよね、本人は気がついていないだけで。

スレッタがエランの呪いをどう解いていくのか、期待したい。

時間的矛盾?

さて、エランくんの出自が見えてきたところで、少しというかやはり気になる時系列の矛盾が出てきた。

エランが「GUNDフォーマットに耐えられるよう生まれながらに強化された人士」であるなら、彼の誕生は12年前と仮定されるヴァナディース機関襲撃より前になる。

単に襲撃前から研究しててもおかしくはないのだが、強化人士が生命倫理を問題出来るとは考え難く、カルド博士を手中に出来なかった故の代替案だと思う。

そうなると、エランの誕生はヴァナディース機関襲撃より後、つまりスレッタ=エリィより年下になると思うのだが...まあそもそもエランの年齢が嘘という可能性もあるが。

ロミジュリったら許さないからね!

相変わらずオモシロ発言を繰り出してくるミオミオである。 もうすっかり地球寮のメンツと馴染んだな...

まあロミジュリるんだろうな、これ。

おデート

エアリアル同伴デート。 お出かけとは...

コンテナ区画は重力エリアだけど、みんなメット着用なんですな。必ずしも真空ではないのだろうが、安全対策は怠らない。

グエル出撃

よくよく考えれば、取り巻き二名は何を思ってグエルにデートの件を伝えたのだろう...

セリシアがからかい目的で教えるならともかく、この二人はグエルの恋を応援する立場なのか?w

君のこともっと聞かせて欲しい

また乙女ゲーなBGMが流れている。

エアリアルに乗ることを辛かったり苦しかったりしなかったかと聞くのは、彼自身がMSに乗る時に感じていることなのだろう。 そう返ってくるのを期待していたら「安心」を返された。 ここからもう違和感が始まっていた。

ガンダムを暴く

パーメットスコア2、プロローグでは高機動な感じしかわからなかったが、今回の様子を見るに頭で思い描くよう機体を動かせるステージだというのがわかる。

その時の違和感が「頭の中に手を突っ込まれる」という表現。それがデータストーム。

腕が光るのは体の中のGUNDに流れるパーメットが反応してる証拠なのだが、それも光らない。 つまり呪いをクリアしているのはスレッタではなくエアリアルであった。

鬱陶しいんだよ君は

前後に色々言ってましたが、もうここしか耳に残っていない。

何を間違ってこうなってしまったのか、彼女はわからないし、知る由もない。 そんな困惑の涙。

今作割とスレッタ保護者目線で見ちゃってるところがあるので、このエランの仕打はかなりのヘイトを買ってる。

こいつに何をした!

そしてさらに事情が知らないグエルパイセン登場。

しかし、事情がどうなったのかは重要ではない、彼女が涙を流していることが全てなのだ、男が戦う理由は、それだけで良い。

御三家は敵

グエルのこのセリフや親の言いつけを破って決闘の応じているのは、「御三家の一人」という立場を無視しているゆえの行動。 それは紛れもなくスレッタを想ってのことなのだが「あなたもその一人」と言われる報われなさ。 ううんつらい。

そしてエランの決闘に賭けるものは「スレッタとの決闘」、彼もグエルを見ていないのである。 つら。

ラウダのディランザ

やはり量産機のコンパチ専用機は弟くんの機体だった。 グエルのディランザは修理できてないというよりはダリルバルデと一緒にひきあげられたのかもしれんなあ。

まあ武器が違うだけで、性能面はそんな変わらないのかと思う。 ちなみにグエル先輩、生徒番号は001のままの模様。

グエルvsエラン

オッズは1.4倍vs3倍。 スレッタに負けたとはいえ、まだまだグエル評価は高い。 ちなみにオジェロはいつも大穴狙いなのに、今回は堅実にグエルに賭けたらしい、生活費大丈夫?

レゴリス

実験区画はそれぞれで環境再現してると思われるので、今回は月面再現ステージだから、月の砂が大量に舞ってるのでしょう。

グエル自身これを煙幕として利用する戦い方をしていたけど、墓穴となってしまった。

ファラクト

ペイル社が用意したガンダム。 ザウォートをベースにGUNDフォーマット搭載機にカスタムしたモデルと予想される。

運動性能はザウォートにパーメットリンク2を載せたくらいなのだと思うが、特筆すべきはやはり2対1ユニットでなす電磁ビームガンビット。

エアリアルのガンビットのようにビームではなく、スタン効果の電磁ビームレベルなのは、ビットの性能をそこまで上げられなかったか過負荷によるところが大きいのだと思う。

スタン効果と言っていたが、機体制御のパーメットリンクを阻害してるのではないかと思う、ノンキネティックポッドの機能限定版みたいな。

しかし、グエルは毎回新兵器の餌食に会うな...ミカエリスのロックバスターも食らう羽目になるんじゃないか?

触れさえしなければ!

ビット戦にも慣れたもので、見事に電磁ビームを武器とシールドで受けきっている。 最終的に罠にかかってしまったものの、借り物の機体かつ初見武器相手に結構すごい。 元ホルダーは伊達じゃない。

ガンダムを倒せるのは、ガンダムだけだ

電磁ビームで捕縛した時点で勝ち確だし、ライフルで相手のブレードアンテナを撃ち抜く技量も持っているのに、わざわざディランザの手足を落とし、ブレードアンテナをもぎ取ったのは、1話でのエアリアルの勝ち方を意識したパフォーマンスに他ならない。

三度プライドがへし折られたグエルだが、やめろと言っていたのは、自分が負けたら、次の決闘でこいつがまたスレッタを泣かせるという予見からでしょう。 つらい。

賭けの対象はエアリアル

エアリアル モテ期到来。

エランがエアリアルを要求したのは、ペイル社からのオーダーであるのは当然として、スレッタに本気を出させること、そしてMSが家族などと言ってることを叩き潰すことが本音に思う。 要は八つ当たり。

次回「鬱陶しい歌」

英題である「A Gloomy song」は憂鬱な歌という意味だが、親しいニュアンスとはいえ、あえて「鬱陶しい」としているところが、エランの感情をあらわしているのでしょうね。

しかし、今回の件いつにも増して「何も知らされていないスレッタ・マーキュリーさん(17)」だった。

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